結成72周年・第44回 新潟県更生保護女性の集いが開催されました

新潟県更生保護女性の集いが開催されました

2026年10月15日(木)、長岡リリックホールにおいて「結成72周年・第44回 新潟県更生保護女性の集い」が開催されました。

更生保護女性会は、犯罪や非行のない明るい社会を目指し、地域に根ざした活動を続けている女性のボランティア団体です。

当日は、長年にわたり更生保護活動に尽力されてきた方々への顕彰をはじめ、各地区の活動に触れる機会となりました。

記念講演では、公益社団法人にいがた被害者支援センター 理事・犯罪被害者等支援コーディネーターの中曽根えり子氏をお迎えし、「最愛の家族を突然失って」と題してお話を伺いました。

大切なご子息を突然失われた悲しみと、その後の長い年月の中で抱えてこられたさまざまな思い。

なかでも、「今なお許すことのできない思いがある」と率直に語られたことが、深く心に残りました。

悲しみや憤りは、時が経てば必ずしも薄れるものではありません。また、周囲の何気ない言葉や対応が、新たな心の痛みを生むこともあります。

更生保護は、罪を犯した人の立ち直りを支える活動ですが、被害に遭われた方々やご家族の思いを決して忘れてはならないことを、改めて考えさせられました。

相手の立場や背景を理解しようとすること。そして、安易に気持ちを推し量るのではなく、一人ひとりの声に真摯に耳を傾けること。

それは、更生保護に限らず、福祉や介護の現場においても大切にしたい姿勢です。

また、会場では、地域で活動を続ける多くの皆さまとの交流を通じて、人と人とのつながりの温かさを感じる一日となりました。

これからも、命の尊さと一人ひとりの尊厳を大切にしながら、日々の支援に丁寧に向き合ってまいります。